クリニックの仕事内容をまとめるね!
整形外科は、老若男女問わず一度はお世話になる科ではないでしょうか?
運動して足をひねったり、突き指したり・・・。生きているとケガはつきものです!
そんな整形外科は子どもから大人まで幅広く関われますし、病態も複雑な要素が絡み合っていることは少なく理解しやすいです!
今回は未経験でも働きやすいと言われている整形外科クリニックの仕事内容を紹介します!
整形外科で働いてみたい!検討している!という方へ向けて、イメージがつきやすいようにまとめました!
整形外科ってとっかかりやすくて好き!
整形外科はどんな科なの?
整形外科は首から足先までの運動器疾患を扱う診療科です。
扱う部位は脊椎、脊髄、骨盤、上肢、下肢、運動器官を構成する組織(骨、軟骨、筋肉、神経など)の疾患や外傷です。
クリニックによって異なりますが、年齢層は小児~高齢者まで幅広いです。
どんな患者さんがくるの?よく遭遇するケースを紹介!
整形外科クリニックに来院する患者さんの代表的な主訴を紹介します!
1:外傷
転んだ、包丁で指先を切ったなど、軽症~中等症の傷の処置があります。
2:骨折
転んでぶつけたり、手をついたり様々な理由で骨折したかも・・・と来院されます。
顔から足のつま先まで、ケガの範囲は幅広いです。
タンスの角に小指をぶつけた人も時々きます!
何はともあれレントゲンを取らないとわからないのでレントゲン室へご案内!
レントゲン技師さんがいないクリニックなら、レントゲン撮影の補助も看護師が行います。(案内やポジショニングの補助など)
骨にヒビが入った程度ならギプスやシーネ固定・装具固定を行い、しばらく通院してもらいます。
手術が必要な場合は紹介状を作成して大きい病院へ案内します。
3:腰痛
腰椎椎間板ヘルニアや急性腰椎症(ぎっくり腰)で、腰痛を訴えられる方。
症状が強い場合、歩行に介助が必要なケースもあるため移動の際は看護師のフォローが必要なことも。
まずはレントゲン撮影→コルセットや痛み止めなどの処方というものが主な流れです。
4:肩関節周囲の痛み
五十肩といわれるものや、腱板断裂など肩関節周辺の症状を訴えられる方も多いです。
基本的に保存療法が多く、鎮痛薬の処方や関節注射を行います。
5:定期的に通院している患者さん
定期的に通院されている患者さんは、リウマチ・骨粗しょう症・膝関節症・併設されているリハビリ室に通う方が多いです。
リウマチ
定期的に採血、薬の処方などを行います。クリニックによっては点滴治療を行っている所もあります。
骨粗しょう症
内服薬の処方以外に、定期的に皮下注射・静脈注射を行う治療がありますので、看護師が診察の合間に行います。
定期的に来院されるので、患者さんと顔見知りになりやすく町で声をかけられることもありました笑
変形性膝関節症
定期的にヒアルロン酸やステロイドを関節に注射します。
看護師は注射の準備、注射部位の消毒などの補助業務を行います。
多いときだと一日数十件、注射の介助をすることもあります。
6:小児
未就学児~高校生まで幅広く受診します。
特に学校が近くにあるクリニックでは、授業や部活動での外傷による受診が多いです。
小さい子ども達に多いのは、転んで骨折疑いの場合や、肘内症などです。
痛みで涙する子が多いので、診察や処置の際やさしい声かけなどの関わりが必要になってきます。
部活動を行っている学生では、スポーツに関連するケガが多くなってきます。
看護師の主な仕事内容
- 採血・皮下注射・静脈注射
- レントゲン撮影補助業務
- 創傷処置
- ギプス・シーネ固定の準備、補助
- 関節注射準備、注射部位の消毒、片付け
診察の合間にこれらの処置をこなしていくため、あとが詰まらないようにテキパキと行う必要があります。
② レントゲン撮影補助業務
骨折疑いの患者さんや腰痛のある患者さんの場合、痛みが強く歩行や移乗に介助が必要な場合があります。
またスムーズなレントゲン撮影のため、ポジショニングの補助なども行います。
診療放射線技師が在籍しているクリニックでは、レントゲンの補助業務は少ないかもしれません。
③創傷処置
傷の状態を確認し、処置に必要な物品を準備します。
洗浄、消毒、傷口の保護などを医師が行いますので、看護師はその補助を行います。
また傷の程度によっては局所麻酔を使って縫合することも!
④ギプス・シーネ固定の準備、介助
物品の準備や、ギプス・シーネ固定時の患部の保持など、医師の介助を行います。
ギプス・シーネは固まるのが早いため、医師と協力してすばやく患部の固定を行います。
⑤関節注射準備、注射部位の消毒、片付け
物品の準備や、すぐに注射ができるよう注射部位の消毒を行います。
上記が看護師の主な仕事内容になります。
クリニックは、医師も看護師もスタッフ数が少なく、少数精鋭で診察を行っている場合が多いです。
診察がスムーズに行われるよう、患者さんの案内、診察の介助や物品の準備を手際よく行うことが求められます。
入職前・面接時に確認するポイント
一日の来院数
一日の来院を確認すると、そのクリニックの忙しさを知る一つの指標になります。
町の診療所では平均来院数40人/日前後といわれていますが、都市部など人口の多い町では来院数がそれ以上になる場合もあります。
来院数が多くなれば忙しさも増すため、自分に合っているのか(忙しい職場で働きたいのか、ゆったり働きたいのか)判断しましょう!
また来院数に対して看護師の配置が何人なのかも確認すると、忙しさのイメージがしやすいかもしれません。
院長の人柄
個人のクリニックでは院長の人柄によって働きやすさに差がでます!
院長とは関わる機会が多いため、相性が合わないと仕事もやりづらいですし、退職の原因になりかねません。
面接時は以下の点に注意してみてください。
・一緒に仕事をしたいと思えるか
・言動や態度に違和感、威圧感がないか
面接官が院長・スタッフであることが多いので、「一緒に働けそうか?」という視点をもってみてください。
スタッフの人柄・人数
働くスタッフの人柄や人数も確認しましょう!
スタッフの年齢層によって雰囲気も違いますし、話しやすいスタッフかどうかは入職後の業務の聞きやすさにもつながります。
また勤続年数が長い人がいるかどうかは、働きやすさ・長く勤められる職場環境なのかを判断する一つの指標にもなります。
働くスタッフの人数については、1人あたりの業務負担や休みの取りやすさに関係してきます。
仕事内容
そういったクリニックに転職する場合、その分野にが興味を持てるのか確認しておきましょう!
保険適用外の治療はまだ未開な部分も多く、勉強して掘り下げていくと面白い分野だと思います!
しかし興味が持てない場合、覚える業務が多くなり仕事が苦痛になる可能性があるので避けたほうがいいかもしれません。
整形外科クリニックに向いている人・向いていない人
比較的働きやすい職場だとは思いますが、
向き不向きを考えてみました!
向いてる人
- 小児から高齢者まで幅広く関わるのが好きな人
- さまざまな部位のケガ、治療を行うためテキパキ働くことができる人
- 整形外科自体に興味が持てる人!
- 死に直結しない、回復に向かっていくポジティブな過程に関わりたい人
向いてない人
- 小児は苦手、高齢者は苦手、など幅広く関わることが苦手な人
- 整形外科に興味が持てない、つまらなく感じる人
- 処置をテキパキこなすのが苦手、ゆったりした職場で働きたい人
クリニックによって忙しさや診療内容に差があるので一概に向いてる・向いていないは言えませんが、上記のような傾向があると思います。
入職しようか迷っている方は、参考にしてみてください。
個人的には「整形外科に興味がある!」と思える人は向いていると思っているので、ぜひ挑戦してみて欲しいです!
整形外科クリニックのやりがい
骨折などのケガが回復するまで通院が続くため、回復までのポジティブな過程をみることができます。
元気になっていく姿を見られるのが整形外科の1番のやりがいだと思います!
また、整形外科は小児~高齢者まで幅広い層の患者さんが受診する科です。
クリニックでは1人1人の患者さんと関わる時間は少ないですが、診察や処置を通して様々な患者さんと関わることができます。
コミュニケーションをとることが好きな人は、やりがいを感じながら働ける職場だと思います。
入職前後で確認しておくと役立つ知識
要点だけピックアップしてほしい
ネットで調べると大体出てくるので参考までに!
- 解剖生理(骨・筋肉など体のつくり、各部位の名称、神経支配領域など)
- 創傷処置のやり方
- ギプス・シーネ固定のやり方
- 包帯の巻き方(腕・指・足など部位別)
- よく遭遇する疾患の病態(骨折、頚椎・腰椎ヘルニア、リウマチ、骨粗しょう症など)
大体このあたりを知っておくと、入職後に役に立つと思います!
また、 働く上で興味ややりがいは重要になってきます。
調べてみた上で整形外科に興味が持てそうなのか入職前の判断材料にしてもいいかもしれません!
まとめ
ここまで整形外科クリニックの仕事内容についてまとめました。
仕事内容や特徴などから、職場選びの参考にしてもらえればと思います。
整形外科自体ハードルは高くない科と言われているので、挑戦してみたい!と思う方は転職先の候補にいれてみてほしいです!
クリニックへの転職を考えている方へ
クリニックへの転職を考えている方や、
日勤のみの職場で働きたいと考えている方へ
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